今、起きてることを知っておこう

陰謀論と言われていることは実は「陰謀論だ」と言っている人の陰謀だったりすんじゃねぇか?

勝てば官軍

子供の喧嘩を例に取るわけではないけど、AくんとBくんが喧嘩したとします。
非力なBくんは、Aくんにやっつけられてしまいました。
Aくんは言いました。
「Bってのは、昔っからいい加減なことばかり言ってて、皆が騙されそうになってたんだぜ。マジでヤバいと思ったから「いいかげんにしろよ!」ってやってやったんだ。あいつはC子にも言い寄ったりして、C子も迷惑そうだったから「いつかはどうにかしないと」って思っていたんだよ。」
ギャラリーの皆は感心しながらAくんの話を聞きました。
一方、やっつけれられたBくんはシュンとしてしまます。
BくんにはBくんの理由がありました。いい加減と目される言動は、実は方便としての冗談だったりして、そうすることで窮屈になっている空気を少しでも和やかにして、皆が楽しく過ごしてくれたらいいじゃないか、ぎすぎすした教室の雰囲気がいやなんだもん、と。。C子はそんなBくんの理解者であり、Bくんの良き相談相手でもありました。そこにいきなり割り込んできたのはAくんだったのです。。
でも、そんなことを言おうものならAくんから何されるか分からない。自分だけならまだしもC子さんも何かされてしまうかもしれない。
なので黙ってしまったBくんです。
Aくんは、Bくんのダメっぷりをその後もどんどんAくんの理屈でアピールしていきます。そうやってC子のBくんに対する気持ちが冷めるように誘導してるようにも取れます。
ギャラリーはそういった内情は知りません。ただ、聞こえてくる情報はAくんの発信するものばかり。それを否定する者がいない中、時間が流れていきました。
結局、殆ど皆がAくんからの情報を「普通に」信じ、「Bくんはダメなやつね」という烙印を押し、それを常識化させていくことになりました。


「勝てば官軍」


誰が言い出したことかは分からないけど、実に的を得た言葉だと思います。
どんな立ち位置であれ、買った方が正義。
戦勝者が正義に君臨し、戦敗者は不義なものとして排除されてしまうわけだ。

でもなー、勝ったからと言って「正しい」というわけではないんだよね。

 

そういや、よく米国が「ジャスティス」とか言う言葉を使いますが、どうしたって自分たちが正義であるという前提に立ってるし。

 

かつて、大東亜戦争(太平洋戦争)に勝利したアメリカは正義になっちゃったわけで、負けた日本は不義の国(「悪」とは言わずに「不義」ね…「悪」みたいな取扱いだけど)になりました。その反省から(反省?…この表現もあれだが)『もう戦争はしません、国民主権で平和な国を築きましょう』と、平和憲法を作りました。日本国憲法は米国から強要されて作られたものだとか言う人がいますが、この憲法制定には日本の要人も物凄く努力して作り上げた立派なものです。
それを何、今の政府自民党公明党は維新とかと一緒になって憲法改正に向けた行為を行っていますね。しかも「有事の際は戦争だって厭わない」というルールの憲法にです。その昔、戦争に突き進んだ背景をまるで鑑みていないじゃないかと思えてならない。

 

太平洋戦争よりもはるか前、、明治維新というクーデターが日本で起きました。
戊辰戦争…そしてその時に「勝てば官軍」のフレーズが出たと思います。

 

幕府側は負けたことで、不義の側に落とし込められました。

 

幕府って、100%不義だったのでしょうか?
薩長は、100%正義なのでしょうか?

 

「勝てば官軍」理論ではないけれど、少なくとも私が学校に行ってた時の歴史の教科書教育では、明治維新は、それまでの江戸幕府時代に対し「古いものは捨て新しい価値観の元、日本は明治維新を機に近代化に進んでいくことになった」と、「明治維新バラ色」論で展開されてきました。欧米各国の開国圧力とその圧倒的戦力(近代的武器)に日本は敵わないという危機感もあったのだと思うが、開国から明治維新に向かった流れに最近、不自然さを感じるようになったのです。それが「勝てば官軍」的なものです。なんか、「それちょっと待て」「おかしくね?」と思えるようになってきました。
先のAくんとBくんの喧嘩じゃないけど、Bくん、なんか間違ってたっけ?と。
Bくんに目線をもっていくことの大切さのようなものを感じるようになったのです。


薩長のみなさんは官軍として正義の側になり、その後の政局・軍事を掌握することになります。そしてそれは、連綿と現在に至っています。
安倍元首相に至るまでいったい何人の山口県(長州)出身者がリーダーに君臨してきたのでしょう。どこかのサイトで見たのですが、首相を送り出した都道府県データを見ると、山口県とかって目立って多いですよね。
まぁそれで、日本が良い方向に発展してきたのなら良いと思うが、なんかさ、日本、ダメな方向に走ってる気がします。
もしかして、出身(地)によっては日本を貶めるために、暗躍してきた奴らがいるのではないかと。
田中角栄さんみたいな新潟なリーダーは最終的に悪者として扱われてしまったけど、ベトナム戦争の時などは憲法を盾に日本からの派兵を断った総理なんだぜ、日本国民が血を流すことを守ってくれたと言う事実があまり知られていないんだけどね。立派じゃないか。
あの当時の自民党は素晴らしかったんじゃないか。
今の自民党の劣悪っぷりには目を覆うばかりだ。

そういや岸田総理のダメダメっぷりが目立ち始めてきてるけど、どうやらこれも深読みするとちょっと色が異なる考え方があるらしい。つまり、闇の勢力に対抗する側からの圧により、岸田総理は闇の側に憑かないように誘導されていると言う説があるのだ。操り人形ですね。
実は奇矯な人材を前面に晒して、自民党を崩壊へ導く役目を負わされているという情報があります。本当かどうかは定かではないけど、二世の政治家のダメっぷりを見せつけて政治家の世襲は止めさせるべきと、国民を目覚めさせる役目をになっているとのこと。
寝た子を起こして、関係者を一網打尽にするやり方を取っているようです。もしもそれが本当なら、ともあれ寝ぼけた国民は早く目を覚まさないといけませんし、現在の自民党はかなり闇の勢力の配下に染まってきていると言えると思います。

 

ともあれ、何度も言いますけど、日本をいいように食い物にする政治家は要りません。
自分のことしか考えない人はリーダーになってはいけませんし、そういう人を選んではいけません。
明日の日本を支える役目を担っている子供たちを悲しませるようなことをしてはならないんです。

これ、大人の役目です。